漫画「きょうのキラ君」の実写版映画。
あらすじ
女子高生の二ノン(飯豊まりえ)は、クラス1のイケメン、キラ(中川大志)に恋をした。
昔いじめられていたニノは恐怖から他人と目をあわせられず生活していたが、
ある日キラの秘密を偶然知ってしまい、大胆な行動と宣言をする。
ニノがキラの一日一日を楽しいものにするために、奮闘する、青春恋愛+生きる意味を問う映画です。
監督は「のだめカンタービレ 最終楽章」、「L・DK」「海月姫」の川村泰祐。
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映画みてきた。
以前映画館に溺れるナイフを見に行ったとき、予告動画が売店の前でながれていて、
飯豊まりえさんが上手な演技とパンチのある声を出していて気になっていたので・・
この話は少しだけ伏せ字を使おう。といってもネタばれ感がある。
冒頭のシーン、L・DKのようにニノが走っているので、いきなりヒロインが撃沈するのかと思いきや意外な展開にびっくり、
「私、365日キラくんといっしょにいます!」
わたしは、ちょっといろいろなことにへこんでいたので、このシーンだけでも
この映画見る価値あったなと思った。
冒頭から中盤にかけてとても良いと思う。
「L・DK」の壁ドンに対してカーテンの刑
校門でキラを待つ二ノの独り言
「キラ君大好き!!」「キラ君大好き!!」「キラ君大好き!!」
彼女が独り言で彼氏のことを大好き、大好きとつぶやいていて、それを彼氏が聞いた瞬間て、うれしいだろうな。
プリクラのシーンも指をつかまれてタッチパネルに指をもっていかれる、いいようにふりまわされて、ものすごく動揺している感が
・・ほかに言葉が思い当たらない。心が、うわずりました。
予告編動画であるとおり、
”はじめてだった体が浮いちゃうんじゃないかというくらいうれしい気持ちになったのは”
このコピーいいなと思う。
初恋を知り、胸が高鳴る女の子の気持ちをうまく表しているなって。
後は誕生日のくだりとか、くわしくは、映画をみてみて、
とってもとっても感動するよ。二ノンは自分のことなど微塵も考えずにただ、相手のことを考え、楽しい気分にするってことに専念してる。ただの甘ったるい恋愛映画ではないんだよね。
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中盤から現実がつきつけられる。
脚本に問題があるようなきがするが、
それをさしひいても、見てよかったなとおもった。
死生観を考えさせられた。生と死に対する見方。などと辞書には書かれている。
私はいままであまり考えたことがなかった。
リアルに終わりを想像できないし、生きるということにも意味を見失っていた
でも海でのキラの親友のセリフがつきささる。
「あしたも生きているって言いきれるやつは一人もいない」
そうなんだよね。想像できなくてもそう思えばいい。
想像できなくたって、明日おわる。1年後におわる。
だからこそ、365分の一日を、一分一秒を
必死に明るくいきたい。
だれかのために力をふりしぼたい
飛び立つ鳥に心をふるわせること
空や花、なにげない景色に感動を見出すこと
×を意識したキラが見る景色はこの世のすばらしさが燃え上がってみえているのであろう。
終わりを感じて、「生きる」とは自分にとってどういう意味を持つのか、どちらに進むでいこうか。そうやって死生観は、決まっていく。
二ノンはキラの状態を感じることによって、生きる意味、進む方向を決めた。
365日いっしょにいる
好きなひとがわらっていられるように
精一杯がんばる
二ノンの温かさが北風と太陽のようにキラの恐れを溶かして、未来にむかって、重大な決断させたんだね。そしてキラの生きる意味も二ノンと同じになった。
大切な人をさらに大切に思いたい人へ
なんとなく時間を過ごしていがちな人へ
生きる意味を感じたい人へ
みてほしいな。
飯豊まりえ さん映画だとかわいかったけど、化粧でかなりかわるね 美形
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